3. 運行管理者試験の合格率や難易度は?
運行管理者試験の合格率は、貨物、旅客ともに30%〜40%の合格率です。令和5年度第2回運行管理者試験の結果は、「貨物」で受験者数22,493人のうち、合格者数7,701人(34.2%)、「旅客」で受験者数5,434人のうち、合格者数1,984人(36.5%)となっています。
参照:公益財団法人 運行管理者試験センター
基礎知識や実務経験がある試験者が受験する中で、決して高い合格率とはいえません。働きながら試験に向けての学習も思い通りに進まないこともあるため、あらかじめ試験情報を把握し、無理のない学習計画を立てることが大切です。
4. 運行管理者試験の合格に必要な勉強時間の目安
運行管理者試験に合格するために必要な勉強時間は、50時間〜100時間と言われています。国家資格の中では、やや難しいレベルの資格といえるでしょう。100時間の勉強であれば、数週間程度、詰め込みで学習をすれば合格できる可能性もあります。
しかしながら、仕事をしながら学習を進める方がほとんどかと思います。数ヶ月間、1日2時間〜3時間程度の勉強時間を設け、腰を据えてコツコツと学習に取り組むことをおすすめします。
また、受験するためには運行管理に関する実務経験が1年以上あることが条件であることも忘れてはいけません。余裕のある勉強計画で学習を進めましょう。
5. 運行管理者試験の概要
令和6年度第1回の試験概要は、運行管理者試験センターのウェブサイトをご確認ください。ここでは、試験日程・受験手数料および試験日までの大まかな流れについて紹介します。
試験日程・受験手数料
令和6年度第1回の試験日程・受験手数料は以下のとおりです。
| 試験日 |
令和6年8月3日(土)~9月1日(日) |
| 申請期間 |
令和6年6月10日(月)〜7月10日(水) |
| 受験手数料等 |
受験手数料 6,000円 (非課税) システム利用料 660円 (税込) 試験結果レポート(※)140円(税込) (※)試験結果レポートは希望者のみです。 |
| 支払方法 |
CBT試験専用サイトより、クレジットカード、コンビニ、ペイジー支払いを選択いただけます |
引用:公益財団法人 運行管理者試験センター 新規受験概要
CBT試験のため、上記期間内でいつでも受験可能です。受験費用は、新規受験および再受験どちらも6,000円(非課税)で、新規受験の場合には、システム利用料660円(税込)がかかります。再受験の場合には、システム利用料660円(税込)に加えて、事務手数料220円(税込)がかかります。
試験日までの大まかな流れ
試験日までの流れ、手続きの手順を紹介します。
- 受験の申請
- 書類審査・審査完了のご案内
- 試験日時、会場、お支払い
- 試験当日
初めに、受験申請の必要な情報を入力します。メールアドレス、申請情報、受験資格情報の入力、次に本人確認書類・顔写真のアップロードをします。受理されると「受験申請受付のお知らせ」のメールが届きます。
書類の審査が終わると、「CBT試験会場予約等の手続きのご案内」のメールが届きます。このメールからCBT試験専用サイトにアクセスし、試験会場と日時の選択および受験手数料等のお支払い手続きを完了させましょう。入金が完了すると、「受験確認書」のメールが届きます。ここまでの手続きを行わないと、申請手続きが完了しません。
試験当日は、受験確認書メールに記載されている日時に、顔写真付き本人確認書類(運転免許証等)および受験確認書メールを持参して、予約した試験会場に来場し、受験します。受付時に顔写真付き本人確認書類を提示できない場合は、受験できなくなってしまうため、必ず持参するようにしましょう。
参照:公益財団法人 運行管理者試験センター 新規受験概要
6. 運行管理者試験のおすすめの勉強法
運行管理者試験には法律関連の問題や計算問題も出題されるため、一定の知識水準が求められます。ここでは、運行管理者試験に合格するおすすめの勉強法を紹介します。
過去問や最新版のテキストで勉強する
勉強に使用する参考書は、直近の法改正や出題傾向を把握する必要があるため、最新版のテキストを購入しましょう。また、要点がまとまっている、効率よく学べるなど、自分にとって分かりやすい参考書を選び、理解を深めることが大切です。
試験範囲を網羅したのちに、過去問も解いておくことをおすすめします。運行管理者試験は、過去問と類似の問題が出題される傾向があるため、試験合格に向けた学習に効果的です。過去問を繰り返し解くことで、時間配分や出題傾向を掴むことが重要です。試験日から逆算して、計画的に学習を進めましょう。
パソコン操作に慣れておく
2021年以降、運行管理者試験は、CBT試験に移行されています。筆記試験がないため、パソコン操作に慣れておくと、試験本番で緊張せずに問題に取り組めるでしょう。また、上述している試験の申し込みについてもインターネットで行う必要があります。
試験もパソコン上に表示される問題にマウスで回答していく形となるため、戸惑わないように操作に慣れておく必要があります。
7. 運行管理者資格を取得するメリット
運行管理者になるメリットを事前に知っておくことで、資格の取得に向けた試験勉強も捗ることでしょう。ここでは、待遇面や雇用の安定性について解説します。