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社用車リースのメリット・デメリットを徹底解説!選び方や購入との違いも

※この記事は2024年09月10日時点の法令を基に執筆しています。 社用車リースのメリット・デメリットを徹底解説!選び方や購入との違いものサムネイル

社用車の効率的な運用に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。近年注目を集める社用車リースは、「初期費用を抑えたい」「車両管理を簡素化したい」といった企業ニーズに応える選択肢として人気です。しかし、メリットだけでなくデメリットもあり、導入を躊躇される方もいるでしょう。

本記事では、社用車リースのメリット・デメリットを詳しく解説し、選び方のポイントもご紹介します。導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

社用車リースとは?

社用車リースとは、毎月決まった料金を支払って、車を一定期間借りるサービスです。購入とは違い、車の所有権はリース会社にありますが、契約期間中は自由に使うことが可能です。

仕組みを簡単に説明すると、まずリース会社が車を購入します。そして、その車を会社に貸し出し、毎月リース料を受け取ります。契約期間は通常3~5年です。

契約が終わったら、車を返却するのが一般的ですが、リース会社によっては、契約延長や買い取りなどの選択肢が用意されています。

法人カーリースの種類

下で説明する文章のイメージ図

法人向けカーリースには主に2つの種類があります。車両代金と税金のみを含む「ファイナンスリース」と、メンテナンス費用まで含む「メンテナンスリース」です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ファイナンスリース

ファイナンスリースは、車両の調達に特化したプランです。月々のリース料には、車両本体の価格や自動車税、重量税、自賠責保険料が含まれます。車検やメンテナンスの費用は含まれないので、自社で負担する必要があります。

このプランの特徴は、車の維持管理を自社で行える点です。そのため、すでに信頼できる整備工場がある会社や、自社で整備士を雇っている会社に向いています。また、リース料が比較的低めに設定されるので、コスト削減を重視する会社にも適しています。

メンテナンスリース

メンテナンスリースは、車両の調達から維持管理までをトータルでサポートするプランです。ファイナンスリースの内容に加えて、定期点検や車検、消耗品の交換などのメンテナンス費用も月々のリース料に含まれます。

このプランは、車の管理にかかる手間やコストを最小限に抑えたい会社に向いています。特に、複数の車両を扱う会社では、車検時期の管理や整備の手配といった煩わしさから解放されるメリットが大きいです。

また、急な故障や事故の際のサポート体制が整っていることも魅力です。ただし、リース料はファイナンスリースより高めになる傾向があります。

【どっちがお得?】車両購入やローンとの違い

社用車の導入方法には、購入、ローン、リースがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、多くの企業にとってはカーリースはメリットがある選択肢となっています。

購入やローンの場合、車は会社の資産となり、減価償却の計算が必要です。これは経理担当者の負担になりがちです。また、初期費用も高額になります。

一方、カーリースなら毎月定額の支払いで済み、その全額を経費として計上できます。初期費用も抑えられ、経理処理も簡単です。さらに、車の維持管理の手間も省けます。

ただし、自己資金が豊富な企業や、車関連のビジネスを行っている企業では、購入の方が適している場合もあります。社用車リースのメリット・デメリットは次の章で解説します。

社用車リースのメリット・デメリット

社用車リースのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
  • 頭金不要で初期費用を抑えられる
  • 経理処理が簡潔になる
  • 車両管理の手間が省けるプランがある
  • 最新装備付きの車種に乗り続けられる
  • 税制上の優遇
  • 措置を受けられる可能性がある
デメリット
  • 契約期間中に解約すると違約金が発生する
  • 車両の所有権がない
  • 走行距離制限がある
  • ランニングコストが高くなる可能性も
  • 審査に通らない場合は契約できない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

社用車リースのメリット

社用車リースには、コスト面から管理面まで、さまざまなメリットがあります。それぞれ詳しく解説します。

頭金不要で初期費用を抑えられる

社用車リースの大きな魅力は、頭金が不要なことです。車を購入する場合、多額の初期費用が必要ですが、リースなら月々の支払いだけで済みます。

これは特に、高価な車種や複数台の車両が必要な企業にとって大きなメリットです。例えば、トラックや大型バンなどを導入する場合、購入だと数百万円以上の初期投資が必要ですが、リースならその負担を大幅に軽減できます。

資金を他の重要な投資に回せるのも、リースの利点といえるでしょう。

経理処理が簡潔になる

社用車リースは、経理処理の面でも大きなメリットがあります。購入した場合、車は会社の資産となり、減価償却の計算が必要です。また、税金や保険料、メンテナンス費用など、さまざまな項目を個別に経理処理しなければなりません。

一方、リースの場合は月々のリース料をそのまま経費として計上できます。これにより、経理担当者の負担が大幅に軽減されます。特にメンテナンスリースなら、車検や修理費用もリース料に含まれるので、より簡潔な処理が可能です。

さらに、毎月の支払いが定額なので、コスト管理も容易になります。予算の立てやすさも、企業にとっては大きな利点といえるでしょう。

車両管理の手間が省ける

社用車の管理は、思いのほか手間と時間がかかるものです。定期点検や車検、突発的な故障対応など、専門知識が必要な作業も多く、企業にとっては大きな負担になりがちです。

しかし、メンテナンス付きのリースプランを選べば、これらの手間から解放されます。定期点検や車検はもちろん、タイヤ交換や台車の手配なども、リース会社が担当してくれます。

また、24時間対応のサポートサービスが付いているプランも多いので、急な故障や事故の際も安心です。これにより、従業員は本来の業務に集中でき、生産性の向上にもつながります。

最新装備付きの車種に乗り続けられる

社用車リースの魅力の一つは、新しい車に乗れることです。通常、リース期間は3〜5年程度なので、契約更新のたびに最新モデルに乗り換えられます。

これは、安全性能や燃費性能が年々向上している現代の自動車事情を考えると、大きなメリットです。最新の安全装備は事故リスクを減らし、高燃費車は燃料費の削減につながります。

さらに、会社のイメージに合わせた車を選ぶこともできるので、ブランディングの面でも有利です。ナンバープレートも通常の車と同じものが使えるだけでなく、希望ナンバーを選ぶこともできます。

社用車リースのデメリット

社用車リースには多くのメリットがある一方で、デメリットもあるので、契約前によく検討する必要があります。それでは、主なデメリットを見ていきましょう。

契約期間中に解約すると違約金が発生する

社用車リースの大きな欠点の一つは、契約期間中の解約が難しいことです。リース契約は通常、3〜5年の長期にわたるため、その間の事業環境の変化に柔軟に対応できない可能性があります。

例えば、急な業績悪化や事業縮小で車両が不要になっても、簡単に契約を解除できません。解約する場合、残りのリース期間に応じた違約金が発生することがほとんどです。

また、車種変更などの契約内容の変更も困難です。事業内容の変化に合わせて、より適した車両に切り替えたくても、新たな契約を結び直す必要があります。

このため、将来の事業計画をしっかり立てた上で、リース契約を結ぶことが重要です。

車両の所有権がない

社用車リースでは、車両の所有権はリース会社にあります。これは一見問題ないように思えますが、いくつかの制約が生じます。

契約満了時には車両を原状回復して返却する必要があります。使用中に生じた傷や凹みは修理し、取り付けた装備も外さなければなりません。車両の改造や付属品の取り付けも制限されてしまうでしょう。原状回復の費用は借主負担となるので、予想外の出費になる可能性があります。

さらに、契約満了時の車両の状態が予定よりも悪い場合、追加の費用を請求されることもあります。

走行距離制限がある

多くの社用車リース契約には、走行距離の制限があります。通常、月間1,000km程度の上限が設定されていることが多いです。これを超過すると、1km当たり3〜10円程度の追加料金が発生します。長距離の営業や配送が多い業種では、この制限を超えやすいので注意が必要です。

契約前に、自社の利用パターンをよく検討し、適切な走行距離制限のプランを選ぶことが重要です。

ランニングコストが高くなる可能性も

社用車リースは初期費用を抑えられる反面、同じ車両を購入した場合と比べると、トータルコストではリースの方が高くなる可能性もあります。特に、メンテナンス込みのフルサービスリースを選ぶと、その傾向が強くなるでしょう。

また、リース料には、車両の減価償却費だけでなく、自動車税や重量税などに加えて、リース会社の手数料も上乗せされているため、結果的に割高になる可能性があります。

審査に通らない場合は契約できない

社用車リースを利用するには、リース会社の審査を通過しなければなりません。審査では主に以下のような項目がチェックされます。

  • 創業年数
  • 資本金
  • 業績
  • 負債残高
  • 債務整理歴

詳細はリース会社によって異なるので、事前相談をして、必要書類や審査基準を確認しておくとよいでしょう。

社用車リースの選び方

社用車リースを選ぶ際は、複数の観点から比較検討することが重要です。自社のニーズに合ったサービスを見つけるため、以下の5つのポイントを押さえて選びましょう。

下で説明する文章のイメージ図
  • サービス内容を比較する
  • 料金プランを比較する
  • オプションサービスを比較する
  • 担当者の対応を確認する
  • 評判や口コミをチェックする

順番に解説します。

サービス内容を比較する

社用車リースを選ぶ際は、各社のサービス内容をよく比較しましょう。例えば、最短1年から契約可能な会社もあれば、任意保険を月額料金に含められるプランを提供する会社もあります。

メンテナンスサービスの範囲も重要です。定期点検だけでなく、タイヤ交換や故障時の代車提供まで含まれるプランもあります。また、全国展開している会社なら、遠方でのトラブルにも対応しやすいでしょう。自社のニーズや事業エリアを考慮して、最適なサービスを選ぶのがおすすめです。

料金プランを比較する

社用車リースの料金プランは会社によって様々です。月額料金だけでなく、契約期間や走行距離制限、メンテナンス内容も含めて比較しましょう。契約満了時、一般的には車両を返却しますが、買取オプションを用意している会社もあります。

さらに、「もらえるプラン」を提供する会社もあり、契約満了時に車両をそのまま譲り受けられます。長期使用やカスタマイズを考えている企業には魅力的かもしれません。ただし、これらのオプションは割高になる傾向があるので、費用対効果をよく検討しましょう。

オプションサービスを比較する

社用車リースのオプションサービスも重要な選択ポイントです。ドライブレコーダーETC、バックモニターなどのオプションは、安全管理や業務効率化に役立ちます。タイヤ交換や24時間緊急サポートなども、会社によって対応が異なります。これらのサービスをどこまで含めるかで、実質的なコストが変わってきます。

また、契約車両の乗り換えオプションや中途解約オプションなどもチェックしましょう。

担当者の対応を確認する

社用車リースを選ぶ際、担当者の対応も重要です。長期契約のため、サポート品質が満足度に大きく影響します。商談時の対応をよく観察し、質問への答え方やニーズの理解度をチェックしましょう。

契約後のサポート体制も確認が必要です。トラブル時の連絡窓口の対応時間を確認しておきましょう。また、最新の税制改正などの情報提供をしてくれるかも見逃せません。単なる販売担当ではなく、パートナーとして付き合えるかどうかを見極めましょう。

評判や口コミをチェックする

社用車リースを選ぶ際、実際の利用者の声を参考にしましょう。インターネットの口コミサイトやSNSでの評価をチェックしてみてください。同業他社や取引先に使用経験を聞くのも良いでしょう。

特に自社と似た規模や業種の企業の意見は参考になります。ただし、評判だけで判断せず、自社のニーズに合っているかを最終的な基準にしましょう。

社用車リースの導入費用を抑えるポイント

社用車リースの導入を検討する際、コスト削減は重要なポイントです。以下の3つの方法を活用することで、リース費用を抑えられるでしょう。

  • 車種選びを慎重に行う
  • オプションサービスは必要なものだけにする
  • 複数のリース会社から見積もりを取る

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

車種選びを慎重に行う

社用車リースの導入費用を抑えるには、まず車種選びが重要です。高級車や最新モデルに目が行きがちですが、業務に本当に必要な機能を見極めましょう。例えば、営業用なら燃費の良い小型車、荷物運搬用なら積載量重視で車種を選ぶなど、用途に合わせて選択するのが重要です。

また、同じ車種でもグレードを下げることで、月々のリース料を抑えられます。安全装備は妥協せず必要十分な機能を持つモデルを選ぶ等、選ぶ機能にメリハリを付けることで費用を適切に抑えましょう。

オプションサービスは必要なものだけにする

リース契約時に提案されるオプションサービスは魅力的ですが、すべてが必要とは限りません。例えば、カーナビは最近のスマートフォンで代用できる場合もあります。

ただし、メンテナンスサービスは車両の長期的な状態維持に重要なので、慎重に検討しましょう。

複数のリース会社から見積もりを取る

社用車リースの費用を抑えるには、複数のリース会社から見積もりを取って判断するのがおすすめです。同じ車種でも、リース会社によって月々の支払額や契約条件が異なることがあります。最低でも3社以上の見積もりを比較しましょう。その際、単に月額費用だけでなく、契約期間全体の総支払額や初期費用、解約条件なども含めて比較することが重要です。

また、見積もり内容を他社に開示することで、より有利な条件を引き出せる可能性もあります。ただし、安さだけでなく、サービス内容や会社の信頼性も考慮して選びましょう。

MIMAMO DRIVEで社用車の管理業務を効率化!

ここまで社用車リースについて詳しく見てきました。次は、リース車両を含む社用車の管理を効率化する「MIMAMO DRIVE」をご紹介します。

日報作成の手間や安全運転管理の課題など、多くの企業が抱える問題をこのシステム一つで解決できます。その具体的なメリットと活用法を見ていきましょう。

MIMAMO DRIVEとは

MIMAMO DRIVEとは東京海上スマートモビリティが提供する、車両管理・リアルタイム動態管理サービスです。シガーソケット型端末を車両に搭載するだけで、管理者は車両を一元管理できます。

MIMAMO DRIVEでは、日報の自動化に加えてアルコール検知器の測定結果の写真や数値も、日報と一緒に一元管理する機能を搭載しています。そのほか、リアルタイムでの走行状況をマップで確認できたり、走行距離を自動で記録できたりする便利な機能が多数あります。

「月報・日報を書く時間がない」 「紙媒体で管理していた煩雑な車両の使用状況を効率的に管理したい」 「事故のリスクを減らす効果的な方法が知りたい」

そんなお困りごとを、MIMAMO DRIVEなら解決できます。

ほかにも急ブレーキや急カーブなどの発生地点も確認できる機能があり、運転者に安全運転指導ができるので事故防止にもつながります。

東京海上グループは、お客様や地域社会の“いざ”をお支えするというパーパスを掲げ、100年以上にわたり、自動車保険をはじめとする様々な保険商品を提供してきました。

MIMAMO DRIVEは東京海上グループが長年培ってきた安全に関するノウハウに基づき運転者の走行を数値化し、アドバイス。運転評価やランキング、運転性向上など、安全指導に活用できる機能を搭載しています。

社用車の管理業務にMIMAMO DRIVEを導入するメリット

MIMAMO DRIVEは車両管理に関する重要な情報を一元管理できます。

  • アルコールチェックの測定結果と日報を一元化
  • ペーパーレス化により管理作業時間を短縮
  • リアルタイムで位置情報を可視化し、管理業務を効率化
  • 運転者の安全運転意識と運転マナーの向上
  • 全車両の車検や保険の更新漏れを防止

上記のメリットのほかに、MIMAMO DRIVEは、運転者がスマホから入力可能なところも運転者が漏れなく記録できるポイントです。例えば、スマホからなら直行直帰や出張などで営業所に立ち寄れない場合でも、アルコール検知器による測定結果をその場で日報にあげることができます。とくに遠隔の場合は、紙媒体だと車両に持ち込み忘れたり、紛失したりする恐れがあります。MIMAMO DRIVEなら、遠隔でも運転者が記入したかどうかを確認することができ、記録簿の紛失の心配もいりません。

シガーソケット端末なのでリース車でも使いやすい

MIMAMO DRIVEの大きな特徴は、その導入の簡単さです。専用端末をシガーソケットに差し込むだけで、すぐに利用できます。特にリース車両を使用している企業にとって大きなメリットといえるでしょう。車両の改造や複雑な設置作業が不要なため、リース契約に影響を与えることなく導入できるのです。

また、車両の入れ替え時も、端末を差し替えるだけで継続利用が可能です。運転者がスマートフォンから簡単に業務内容を記録できる機能や、管理者が車両予約システムを利用できる機能など、使いやすさを追求した設計になっています。

導入事例

乳製品の卸売販売と小売店舗を営む永島牛乳店様の事例をご紹介します。永島牛乳店様では、取引先への商品の納品用に5台の社用車を保有しています。運転者の自損事故をきっかけにMIMAMO DRIVEを導入しました。

リアルタイムで車両の位置情報を把握できるため、運転者が出発後に追加注文が入った際にも、代わりに動きやすい運転者を見つけて効率よく指示出しができるようになりました。また、納品時間を気にされる取引先へのご案内もスムーズにできており、全体を通じて、管理者の負担削減につながっています。

ガソリンスタンドの運営と燃料の卸販売、ビルメンテナンス業を営む手塚商事様の事例をご紹介します。運転者の日報の手書きによる記載ミスが発生していました。MIMAMO DRIVEの導入により、日報の作成が自動化され毎日の作業時間を30~40分短縮できています。

また、車両管理も車検満了日などは管理表を作成し運用していましたが、台数が多く負担を感じていました。導入後はMIMAMO DRIVEで一元管理し、業務の効率化を実現しています。

MIMAMO DRIVE 資料紹介
MIMAMODRIVE資料のイメージ画像 MIMAMODRIVE資料のイメージ画像

MIMAMO DRIVEは社有車に関する “経営者” “車両管理者” “運転者”皆様のお困りごとを解決する、 車両管理・リアルタイム動態管理サービスです。サービスの概要や主な機能、活用事例を簡単にご紹介しています。サービスの導入をご検討されている皆様にぜひご覧いただきたい資料になります。

まとめ

社用車リースは、初期費用を抑えたり、経理処理を簡素化できたりするなどのメリットがあります。一方で、契約期間中の中途解約が難しかったり、走行距離が制限されたりといったデメリットもあります。

自社の業務内容や将来の事業計画を踏まえ、リースと購入のどちらが適しているかを見極めましょう。また、リース会社選びの際は、サービス内容や料金プランを比較し、自社のニーズに最も合った選択をすることが重要です。適切な判断により、社用車リースは企業の効率化と成長を後押しする選択肢となり得るでしょう。