車両管理を円滑に実現するために上記3つのポイントを押さえておく必要があります。
車両の管理部門と責任者の明確化
車両管理業務は多岐にわたるため、管理部門と責任者を明確化しておくことで、円滑な管理を実現できます。各管理業務の責任者リストを作成し運用することで、効率よく管理を進められます。
また、責任者も車両の運行状況に応じて、改善策を提案することで、車両のパフォーマンス改善も期待できます。例えば、燃費が悪化している車両に対しては、運転方法の見直しや適切なメンテナンスを指導することで、コスト削減とCO2削減などの環境保護にも貢献します。
そして、担当者の担当業務も明確にし、責任者と紐づけておくことで、一目で管理状況を把握できたり、トラブル発生時にも迅速に対応できたりします。
安全運転管理者の選任
車両管理に関し、以下の条件を満たす事業所において、企業は安全運転管理者を選任する必要があります。
- 乗車定員が11人以上の自動車を1台以上使用している事業所
- その他の自動車を5台以上使用している事業所
※ 大型自動二輪車又は普通自動二輪車は、それぞれ1台を0.5台として計算
上記に加え、20台以上の社用車を使用している企業では、副安全運転管理者を20台ごとに1人選任しなければなりません。
安全運転管理者の資格要件は以下のとおりです。
- 20歳以上(副安全運転管理者が置かれる場合は30歳以上)
- 自動車の運転の管理に関し2年以上の実務の経験を有する
安全運転管理者を選任した場合には、選任日から15日以内に都道府県公安委員会に届け出る必要があります。
車両管理規程の作成
車両管理規程は、社用車の運用に関するルールをまとめたものを指します。車両管理規程は一般に業務に使用する車両に適用されます。車両管理規程を定めることで、道路交通法その他の法令に準拠した適切な車両管理を実施できます。
また、厳密に規程を定め、従業員に周知することで、安全意識を高めるうえでも車両管理規程は必要です。
5. 車両管理の運用方法統一のため車両管理規程に盛り込みたい項目
車両管理の運用を組織で統一させるには、車両管理規程を作成することが重要です。会社や従業員を守るために重要な車両管理規程には、どのような項目を入れるべきか紹介します。
- 車両管理責任者の明示
- 安全運転管理者の選任
- 車両管理台帳・運転台帳の作成
- 社用車の私的運用について
- マイカーの業務利用について
- 交通事故・トラブル発生時の対応
- 車両保険の加入・条件
車両管理規程は、定期的に見直し、実用性のある内容へ修正することが効果的です。また、管理側のみならず従業員側にも遵守してほしい項目を開示していくことで、組織全体の共通認識となる車両管理規程を作成しましょう。
6. 車両管理システムなら「MIMAMO DRIVE」
企業の車両管理や安全運転等を支援するフリートマネジメントサービス「MIMAMO DRIVE」(ミマモドライブ)では、社用車に関するお困りごとを解決します。
MIMAMO DRIVEとは
MIMAMO DRIVEとは東京海上スマートモビリティが提供する、車両管理・リアルタイム動態管理サービスです。シガーソケット型端末を車両に搭載するだけで、管理者は車両を一元管理できます。
MIMAMO DRIVEでは、日報の自動化に加えてアルコール検知器の測定結果の写真や数値も、日報と一緒に一元管理する機能を搭載しています。そのほか、リアルタイムでの走行状況をマップで確認できたり、走行距離を自動で記録できたりする便利な機能が多数あります。
「月報・日報を書く時間がない」
「紙媒体で管理していた煩雑な車両の使用状況を効率的に管理したい」
「事故のリスクを減らす効果的な方法が知りたい」
そんなお困りごとを、MIMAMO DRIVEなら解決できます。
ほかにも急ブレーキや急カーブなどの発生地点も確認できる機能があり、運転者に安全運転指導ができるので事故防止にもつながります。
東京海上グループは、お客様や地域社会の“いざ”をお支えするというパーパスを掲げ、100 年以上に わたり自動車保険をはじめとする様々な保険商品を提供してきました。
MIMAMO DRIVEは東京海上グループが長年培ってきた安全に関するノウハウに基づき運転者の走行を数値化し、アドバイス。運転評価やランキング、運転性向上など、安全指導に活用できる機能を搭載しています。
MIMAMO DRIVEのサービス内容
MIMAMO DRIVEは車両管理に関する重要な情報を一元管理できます。
- アルコールチェックの測定結果と日報を一元化
- ペーパーレス化により管理作業時間を短縮
- リアルタイムで位置情報を可視化し、管理業務を効率化
- 運転者の安全運転意識と運転マナーの向上
- 全車両の車検や保険の更新漏れを防止
上記のメリットのほかに、MIMAMO DRIVEは、運転者がスマホからも入力が可能です。例えば、スマホからなら直行直帰や出張などで営業所に立ち寄れない場合でも、アルコール検知器による測定結果をその場で日報にあげることができます。とくに遠隔の場合は、紙媒体だと車両に持ち込み忘れたり、紛失したりする恐れがあります。MIMAMO DRIVEなら、遠隔でも運転者が記入したかどうかを確認することができ、記録簿の紛失の心配もいりません。
導入事例
乳製品の卸売販売と小売店舗を営む永島牛乳店様の事例をご紹介します。永島牛乳店様では、取引先への商品の納品用に5台の社用車を所有しています。運転者の自損事故をきっかけにMIMAMO DRIVEを導入しました。
リアルタイムで車両の位置情報を把握できるため、運転者が出発後に追加注文が入った際にも、代わりに動きやすい運転者を見つけて効率よく指示出しができるようになりました。また、納品時間を気にされる取引先へのご案内もスムーズにできており、全体を通じて、管理者の負担削減につながっています。
ガソリンスタンドの運営と燃料の卸販売、ビルメンテナンス業を営む手塚商事様の事例をご紹介します。運転者の日報の手書きによる記載ミスが発生していました。MIMAMO DRIVEの導入により、日報の作成が自動化され毎日の作業時間を30~40分短縮できています。
また、車両管理も車検満了日などは管理表を作成し運用していましたが、台数が多く負担を感じていました。導入後はMIMAMO DRIVEで一元管理し、業務の効率化を実現しています。