学校給食のリーディングカンパニーとして、交通安全も主導のサムネイル 学校給食事業

学校給食のリーディングカンパニーとして、交通安全も主導

株式会社東洋食品

東京都台東区

松本 秀雄さんの写真
学校給食事業部・統括部長

松本 秀雄さん

中村 智さんの写真
購買部・部長

中村 智さん

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購買部・課長補佐

原田 幸児さん

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購買部・係長

田中 浩平さん

田浦 晋作さんの写真
総務部・課長補佐

田浦 晋作さん

事業の拡大にあわせて、改めて交通安全意識を強化
1966年の創業以来、50年以上にわたって学校給食事業をリードしてきた東洋食品様。学校給食に関するPFI事業の多くに関わり、日に1万食以上の給食を提供する大型給食センターの運営ノウハウにも長けています。事業を順調に広げていく中で、配送車・ドライバーも増加し、管理の難易度が上がっていったそうです。そうした状況下での独自の安全運転推進活動に、MIMAMO DRIVEをご活用いただいている経緯を伺いました。
課題
  • 車両数・ドライバー数が増えていく中での、安全推進体制の維持
  • 管理責任者とドライバー、双方への交通安全教育
きっかけ
  • データ分析や啓蒙活動など、独自の安全運転推進活動を進める中で、事故防止に役立つ新しい視野を取り入れようと考えた
決め手
  • 運転特性のスコアに加えて、運転のアドバイスまで表示される、安全運転サポート機能

公教育を担う一員として、交通安全の遵守は絶対の指針

東洋食品様は全国43都道府県で301箇所の給食センター事業を受託しています。(2024年9月現在)強みは50年以上給食事業に関わる中で培った豊富なノウハウと、調理と配送を一気通貫で行えること。大型センターの運営も巧みにこなすことから、給食センター統合化・新設化の流れの中で、近年、特に右肩上がりで事業を拡大してきました。

事業の拡大に伴って、使用する車両はどんどん増え、現在稼働している車両は営業車を含めると1,000台超に。車両数が増える中で、インシデント防止策の強化を検討する必要性に追われていったそうです。

配送車の一例。配送先の学校によって車両の形状や大きさは変わるそう。

「学校給食の配送は、行き先も、ルートも、運ぶ時間帯も、ドライバーごとにほぼ固定化されます。そういった中で、本来あってはならないことですが、緊張感に欠ける瞬間が生まれてしまうこともあります。そのため、インシデント防止策を強化する必要が生じました」(田浦さん)

「万が一、重大なインシデントを起こしてしまったら取り返しがつきません。特に給食事業は公共性を大前提として取り組むものですから、会社として大きな危機意識を持つべき課題と考えています」(松本さん)

多角的な視点から、交通安全の実現に取り組む

東洋食品様は、インシデント防止に向けて、いくつもの独自の取り組みを実施されてきました。1つ目は、インシデントデータの分析です。数の把握はもちろん、いつ・どこで・どんなトラブルが発生したのかをデータ化し、インシデント防止のためのハザードマップも作成しています。

2つ目は、社内の啓蒙活動。毎月総務部から各事業所に交通安全の便りを送付し、直近で発生しているインシデントや注意点、法令トピックスやお役立ち情報などを伝えています。

3つ目は、交通安全指導専門の部署の創設。新しく立ち上げたばかりの部署で、専属の指導員が全国の給食センターを周り、配送車に同乗して、運転を指導しています。

新たなツールで、恒常的な運転指導に臨む

これらの取り組みに、ドライバーらへの指導の視点として取り入れたのが、MIMAMO DRIVEでした。

「専門の部署を立ち上げて、指導員も用意しましたが、当社が携わる給食センターは約300箇所に上ります。すべての事業所に指導員の支援は入れられません。恒常的に、事業所やドライバーベースで安全運転意識を高めていける方法がないか検討していく中で、MIMAMO DRIVEと出会いました」(中村さん)

東洋食品様がMIMAMO DRIVEに期待しているのは2つ。1つは、管理責任者やドライバーの教育です。

「MIMAMO DRIVEに惹かれたのは、運転特性をスコア化し、アドバイスまで表示される点です。日頃、直接ドライバーを監督するのは給食センターの管理責任者ですが、管理責任者はあくまで給食調理のプロとしての側面が強く、運転のプロではない。同乗して運転を観る機会もあまりありません。MIMAMO DRIVEが入れば、数値にもとづいて管理責任者がアドバイスできるようになり、ドライバーも自分の運転特性を理解しやすくなる。指導員の役割を広くカバーしながら、管理責任者・ドライバー両方の意識を変えてくれると考えました」(原田さん)

期待しているもう一つの側面は、データの収集・分析です。すでに自社で分析を行っている東洋食品様ですが、今分析できているのはあくまで事後のこと。ドライバーの運転傾向をはじめ、MIMAMO DRIVEによる運転の見える化によって、施策を強化していく方向性が見えるのではないか、とのことでした。

「東京海上スマートモビリティさんからは、ドライバーに対するe-learningのお話も受けました。貴社ならではのノウハウをお借りしながら、自社だけでは限界があった安全運転指導のクオリティを、さらに高めていく所存です」(松本さん)

関連する機能

安全運転指導サポート

各車両の急ハンドル・ブレーキ、急加速の発生地点を可視化。
安全運転指導を行うことで事故防止につなげます。


株式会社東洋食品

業種 学校給食事業
従業員数 16,116名
ウェブサイト https://www.toyo-foods.com/

すぐ分かるパンフレット

MIMAMO DRIVE紹介資料(無料)