旅客運送業
日報管理の煩雑さを解消。リアルタイムで車両の位置を把握しハイヤー運行を効率化
株式会社HINOHATSU
東京都足立区
遠見周司さん
- 株式会社HINOHATSU様は、東京都足立区を拠点に、主に外国人旅行客向けに空港送迎や旅行時のハイヤーサービスを展開しています。コロナ後のインバウンド需要増加を見据え、創業当初から高品質な旅客サービスの提供をめざしてきました。現在15台程度の車両を扱っており、業務用車両の車両管理全般への対応(アルコールチェック管理、日報・月報の記録、安全運転指導)のためMIMAMO DRIVEを導入いただきました。
- 課題
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- 運行状況や安全運転の実態が把握できていない
- 車両増台に伴い、日報管理が煩雑化してきていた
- 決め手
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- 運行管理のデジタル化と危険運転の防止が可能
- 事務作業の効率化につながる
旅客運送業ならではの車両管理対応
HINOHATSU様は15台の車両を業務用として運行しています。旅客運送事業者として登録しているため、運輸局が定めるルールに基づき、アルコールチェックや走行距離などの日報作成を毎日実施する必要がありました。
外国人観光客などをターゲットに旅客運送事業を運営
しかし、紙とエクセルでの管理で負担が大きく、運行管理者の負担が増大していました。
「15台の車両が毎日稼働することで、1日に10枚以上、1ヶ月で約300枚もの日報が発生し、運行管理者にとって大きな負担となっていました。実際に事務作業に従事できる人員は少なく、エクセルでの管理に限界を感じていました」(遠見さん)
さらに、旅客運送業ならではの運行品質管理も課題となっていました。
ハイヤーでは、車両の位置や停車時間を正確に把握しておく必要がありますが、従来はリアルタイムで車両の動きを追うことが難しく、
ドライバーへのヒアリングだけでは十分な情報を得られませんでした。
「旅行代理店からのお客様については、どの場所でどの程度停車していたのか、運転の品質に問題なかったかなどの情報を求められることもあり、お問合せへの正確な対応の観点からも車両の日中に動きを適切に把握する必要があります。しかし運転者への聞き取りベースではエビデンスが不十分で、厳密な停車時間や危険運転の有無について把握することは困難でした」(遠見さん)
安全運転指導と業務効率化を実現
車両管理の複数の課題解決に向けてMIMAMO DRIVEの導入をしたHINOHATSU様。安全運転指導や業務効率化の観点でデータに基づく適切なアクションが可能になったということです。
「MIMAMO DRIVEのおかげで、車両の動きがリアルタイムで確認することができるようになりました。また、速度超過などの危険運転の有無や停車場所での滞在時間などの把握ができるようになったので、顧客からの問い合わせに応じやすくなったと感じています」
関連する機能
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リアルタイム走行情報の可視化
社用車の位置情報・走行履歴などをリアルタイムに可視化。配車などの管理業務の効率化を実現します。
安全運転指導サポート
各車両の急ハンドル・ブレーキ、急加速の発生地点を可視化。
安全運転指導を行うことで事故防止につなげます。
加えて、もともとエクセルで運用していた日報記録の対応においても業務効率化につながるメリットがあったと感じています。
「紙ベースの煩雑な日報管理の大部分を削減できています。MIMAMO DRIVEによって自動的に記録・管理されることで、運行管理者の仕事量を減らすことができています」(遠見さん)
事業拡大を見据え更なる効率化をめざす
HINOHATSU様で提供する、多言語対応ドライバーが対応する旅客運送のニーズは今後ますますニーズが高まると考えられています。こうした背景から、車両の増台を視野に入れながら、効率的な運行管理体制の構築に取り組まれています。
事業拡大に向けて更なる増台を予定
「現在保有する15台の車両は日々の業務の中で80%以上が稼働している状況です。より多くのお客様にサービスを提供するためにも車両を増やしていく必要があります。より業務を効率化するためにもデジタルツールを利用した車両管理をもっと推進していきたいと考えています」(遠見さん)
日報の管理などは一部、マニュアルでの運用も残っているということ。より省力化を進めるためにもMIMAMO DRIVEの活用が不可欠と話されていました。
関連する機能
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記録の自動化
面倒な日報・月報の作成を自動化。生産性の向上や、残業時間の削減に貢献します。
株式会社HINOHATSU
| 業種 | 旅客運送業 |
|---|---|
| 従業員数 | 8名 |
すぐ分かるパンフレット
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