レッカー事業を適正に行うための法令対応と配車業務の効率化を同時に推進のサムネイル レッカー業

レッカー事業を適正に行うための法令対応と配車業務の効率化を同時に推進

株式会社アイチレッカー

愛知県江南市

山之城 喜朗さんの写真
代表取締役

山之城 喜朗さん

愛知県西部を中心に車両事故や故障時の対応、ロードサービスを展開するアイチレッカー様。自治体と大規模災害時の協定を締結し、緊急車両の通行妨害となる車両排除などの地域における防災対応も担っています。レッカー業に加えて、配達や輸送にも事業領域を拡大。近年の事業環境の変化に伴う車両管理厳格化の流れに対応するためMIMAMO DRIVEをご導入いただきました。
課題
  • 手作業によるドライバー14名の日報・月報管理の省力化
  • 臨機応変な対応が求められる配車業務の効率化
きっかけ
  • 一般貨物自動車運送事業の許可取得に伴う法令対応のために日報管理などを対応する必要があり、その業務の省力化のため車両管理システムの導入を検討することになった
決め手
  • ドライバー、事務担当者双方でリアルタイムでの車両位置把握が可能
  • ドライバーの勤務時間を自動で記録・管理し監査対応が省力化できる

事業許可取得に伴う管理厳格化と配車の合理化が課題

アイチレッカー様が車両管理の強化に取り組むことになった主な背景には、一般貨物自動車運送事業の許可取得があります。

「ひと昔前は白ナンバーでも事業が可能でしたが、近年はコンプライアンスの観点から運送業の許可がないと事業継続が困難になってきており、特に顧客の敷地内での作業においては緑ナンバーが必須になってきています」(山之城さん)

許可取得に伴い、ドライバーの勤務時間管理やデジタコメーターの記録、休憩時間の管理などより厳格な管理が求められるようになりました。当初はドライバー各々による手作業での管理で対応していましたが、事務作業の拡大とともに負担感が強まってきました。
また、レッカー作業を効率的に実施するためには、リアルタイムでどこにどの車両があるかを把握しておく必要があります。

「事故や故障の発生現場に応じて距離が近い車両などを把握したうえで派遣する必要がありましたが、従来は電話などを利用して車両の場所を把握していたため、運転中や作業中の場合、連絡がとれず時間のラグが生じてしまっていました」(山之城さん)

これら2つの課題を解決するため、デジタル化による業務効率化が不可欠となり、MIMAMO DRIVEの導入を検討することになりました。

デジタルで日報・月報管理を自動化

もともとは手作業で管理していた日報の管理。MIMAMO DRIVEの導入で作業時間は大きく削減することができたと喜ばれておりました。

「ドライバーの日報・月報管理については、シガーソケットにMIMAMO DRIVEを挿しておくだけで、データを自動的に記録・管理することができるようになりました。システム上で一元管理された記録は、(運輸局などの)監査の際に証跡として活用でき、データの保管や資料化が容易になりました。」(山之城さん)

またドライバーの勤務時間や休憩時間だけでなく、運転特性を把握できるのも魅力の1つです。

「急発進や速度超過などの運転状況も把握できるため、安全運転指導にも活用できています」(山之城さん)

関連する機能

記録の自動化

面倒な日報・月報の作成を自動化。生産性の向上や、残業時間の削減に貢献します。

ドライバー、事務担当者双方で現在地を把握し、効率的な配車を実現

また、レッカー事業では、事故や故障の発生場所に応じて最適な車両を迅速に派遣する必要があります。配車を効率的に推進するためには、可能な限りリアルタイムで車両の現在地を把握しなければいけません。

「これまではSNSのコミュニケーションツールや電話での確認、GPSを搭載したデジタコのデータなどを参考に現在地を確認していました。しかし電話は運転中や作業中に確認することが困難で、デジタコはリアルタイムに現在地を把握できるほど優れたものを導入していませんでした」(山之城さん)

MIMAMO DRIVEの導入により、すべてのドライバー、事務担当者がいつでも車両の現在地を把握でき、効率的な配車が可能となった、ということでした。

「車両が想定よりも長く同じ場所に留まっていることが一目で確認でき、想定外の事態が起こっているのではないかと気づけるようになりました。事務作業の削減と配車の効率化につながっており、事業のDX(デジタルトランスフォーメーション)につながっていると感じています」(山之城さん)

「MIMAMO DRIVEを活用したことで業務効率化が進み、時間の創出ができたことも利点に感じております。創出できた時間で新たな事業にも取り組みたいという意欲がわき、事業拡大に対して前向きに考えられるようになりました」(山之城さん)

関連する機能

リアルタイム走行情報の可視化

社用車の位置情報・走行履歴などをリアルタイムに可視化。配車などの管理業務の効率化を実現します。


株式会社アイチレッカー

業種 レッカー業
従業員数 17名

すぐ分かるパンフレット

MIMAMO DRIVE紹介資料(無料)